今年も始まりました。
オンラインでの配信で参加したので、「気になったところだけ」感想をメモ。
可能な限り、プレスリリースの内容から補足メモをこのあと追記していきます。
※冒頭のBroadcomの件とかは割愛して、、、
今年は Generative AI(生成AI)とMulti-Cloud の2つがテーマ
まずは、昨年発表した Cloud-Smart に向けてのアプローチについて
その手法は、Cross-Cloudアーキテクチャによって実現。根っこはこれまでと変わらない
Cross-Cloudを支える 4つの柱について
(1)クラウドインフラのモダナイズ
オンプレのVCFをマルチクラウドでまたがって使わせるライセンス、VMware Cloud の登場
そのほか、
(2)アプリのデリバリーを加速
Tanzuプラットフォーム: 開発・運用・最適化 の3要素、プラットフォームエンジニアリング
TAPにApplicationEngineが追加。アプリケーションチームがビジネス要件をリクエストする強力な機能が導入される予定
マルチK8sを更に推進(個人的Hit)、Spring Framework6など、開発者向けの機能を更に強化。
TanzuにもIntelligence(あれ?これってTanzu+Ariaの話)
最近話題になりつつある、FinOpsについては、CloudHealthじゃね?と思ったらその通り。お引っ越しなのねーと理解。
※むかーし、vRealizeだった。 Aria Operations, Aria Automation はこれまで通りだが、その他のAria製品のほとんどはTanzuファミリーへお引っ越し
えええ、、、混乱してるので一部だけメモ(間違ってるかも?)
(3)自律的ワークスペース
仮想デスクトップインフラとアプリ・統合エンドポイント管理(UEM)・デジタルな従業員体験(DEX)
※ついにDEXが大きなポジションへ
Win365とか、パッチ管理の強化とか、色々あって胸熱なんだが、、、細かすぎて読めてない。。
(4)Software-defined Edge
Project Keswickというエッジ領域のオーケストレーションを発表など、VMware Edge(エッジコンピューティング、OT環境に向けて)の強化だけと思ったら、、、
VMware SASEとVMware Edge Compute Stackの統一された管理へ、VCO/VMware SASE Orchestrator は、VMware Edge Cloud Orchestrator (VECO)に統合される模様
VMware SASE PoP は VMware Edge PoPに名称変更、そして、、、SD-WAN Client については、SD-Accessにと名称変更
詳細は英語だけど、ここに詳しく書いてある。https://blogs.vmware.com/sase/2023/08/22/manage-the-software-defined-edge-with-vmware-edge-cloud-orchestrator/
後半、Gen AI について
アプリケーションのこれまで、PC→Web→モバイル→AI への進化
AI予測と生成AIの違い。
※最近はやりのGenAI(ChatPGTなど)は、LLMといわれるモデル。これまでのAI予測は機械学習など
AI利用におけるプライバシーの課題をどう乗り越えるか?
・データの所有・プライバシー・アクセス管理 など。。。
その一つとして、VMwareはプライベートAIの活用を提唱
Private AI パッケージの発表
VMware VCF + NVIDIA AI Enterpriseの組み合わせ
VMware製品への AI応用、
Tanzu、NSX+、Workspace ONE へのIntelligence拡張
まとめ
これまでのマルチクラウドに向けてはそのままなんだけど一層ハイパースケーラーを意識した拡張になってる。何はともあれ、アプリケーション開発を更に推進してるし、基盤構築もプラットフォームエンジニアリングへの進化を促してるように感じた。DevSecOps知らないってのはもうヤバいわ。あとは、Edgeでもコンテナ実行になるだろうし、OT環境のカオスやSBOM管理など、AIにしてもこれからカオスになる領域を見定めて、次に向かっているんだな〜と。