2019年9月23日月曜日

VMworld2019メモ:全体的な感想

各々の感想は、vForum講演が終わったらUPします。




今年もアメリカへ行ってきましたので、まずは全体的な感想から



ことし目立ったキーワードは「複雑さ(Complex)」




そういった中で、VMwareのビジョンはブレずに3つのAny+Security


クラウドから一元管理の方向性は更に明確に
Project Dimensionの世界がちょっとずつ形になってきてます。

気になったメモを簡単に書くと、

◯Digital Workspace・・・WorkspaceONE Intelligence、HorizonCloud
◯Intrinsic Security・・・・CarbonBlack
◯Virtual Cloud Network・・NSX-T、SD-WAN
◯Any Cloud・・・Tanzu、Project Pacific





今年、一番大きな出来事は「k8sフル対応」



Heptio買収とか、k8sがこれから重要なポジションになるということで、

とんでもない規模の投資をしているのがVMware





平たく言うと、、、
昔JavaVMを入れれば "どこでも同じコードが動く" といってた世界があったわけで、
それを、もっとアプリ改修サイクルを高速化するためにしたのがk8s(乱暴だな)

というくらい、k8sの影響はでかい。



そもそも、なんのためにアプリ動かしていのかを分けると
MODE1とMODE2に分類されるんです。

MODE1は、落ちてはいけない安定運用かつコストダウンを追求という姿勢なので、
そういう「変化してはいけない」システムの環境の上で
新規ビジネスをTry&Errorでやっていくには無理があるのです。




従来のMODE1とはちがって、

MODE2ではアイデアがすぐにビジネスになったりする環境。
スマホアプリやGAFAなど、身近に感じていることって多いですよね。

これらのように、MODE1とMODE2は全く別物であり、交わることができません。



こうやって、ソフトウェアが色んなものを飲み込んでいることが起きていて
Softwareは「Hardwareのおまけ」だったのは大昔の話になっているのです。

HCIとか、HW問わずSoftware中心にドリブンしている環境はなんかしらありますよね??



だから、 それぞれを活かすプローチをVMwareは提供していて

HybridCloudとMultiCloudという形で提供しているのです。



ということで、

これからDeveloperファースト(DeveloperExperience)も推進していくけど、
Operationは一貫させてEnterpriseでの世界でも求められることは実現していくのだそう。



ざっくりとまとめると、こんな感じ。 


アプリケーション(Software)が重要であり、
 ・それらを開発して顧客満足を高める方も
 ・そのサービスを利用して顧客満足を高めるほうも、
それぞれの立場にとって、矛盾やサイロをなくしていこうという事なんです。



そういった中で、VMwareのビジョンはブレずに3つのAny+Security 

つまり、根っこは全くぶれていません。



あらゆるサイロをなくすのが、VMwareなんだな。

そういう気持ちを再確認できた VMworld2019でした。



去年のレポートから大きなどんでん返しはありませんでした。
https://vm-fun.blogspot.com/2018/10/vmworld2018.html

でも、Developerファーストにも手を広げたことは大きいと思います。


以上