2017年1月31日火曜日

vSAN All-Flash for Everyone. 〜絶対にAll-Flashにしたくなる〜

前回のエントリ(http://vm-fun.blogspot.jp/2017/01/vsan.html)で予告しましたが、


STDエディションでAllFlash使えるのはvSAN6.5からと思い込んでませんか?

All-Flash使いたいけど、ESX6.0u2なので vSANはADVかぁ。。。と言うのは古いです。


なんと!!  ライセンスキーのダウングレードにて、 
 Standard with AllFlash add-on に変更することができます。

つまり、重複排除やRaid5/6が不要であれば 6.5 STD → 6.2 STD with AF が有効ともいえます。


My VMware のライセンス管理画面にて、試しにやってみました。




公式の案内(KB)はこちら
https://kb.vmware.com/kb/2148560


ドライバの対応がまだESX6.5に追いついていないなど、一世代前にダウングレードシないといけない場合でもChecksumがついてる6.2をおすすめします。

ぜひぜひ、AllFlashスゲーって体感してください!!

vSANのサイジングを考える(その2・ライセンス早見表)

vSAN STDとADV どっちがどうなの?


いままでAllFlashといえばADVだったのに、

STDでもAllFlashが使えたりしていて、どうなってるの???

という相談を受けることがあるので、やれる全パターンを出してみました。



CPU/MEMリソースから、必要なESX台数はほぼ決まっていると思いますが
可用性と性能、容量効率をどう捉えるか?でエディションの選択が決まってきます。




作ってみてわかりにくいですが、逆引きからエディション選択もしてみました。



結論は、STDでもAll-Flashが使えるので

 容量効率>性能 なら ErasureCodingが使えるADV で
 性能重視>容量 なら MirroringのSTD かなと思います。

総断言する理由は次のPOSTにて・・・