このBlogは vExperts Advent Calendar 2022 に参加してます。
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今年のVMworldじゃなくて、Exploreの発表から3ヶ月が経過しました。あの後も、バルセロナでのXDR発表やら、数々の発表が目白押しでしたね。
年末なので、恒例の振り返りと 未来予測のUpdateをしていきたいと思います。
◆Cloud Smartに向けて
インフラ担当者に頼らずにEC2/Azure使ってみようとなり、SaaSでアプリを動かしたり「インフラ屋不在」で、野良クラウドが増え、”カオス”になってきています。
だから”スマート”になっていこうじゃないかという考え、ごく当たり前の事でした。
◆インフラ屋は不要になるのか?
クラウドのメリットである、自動化は知らない人はもういないと思います。
そんなこと言ったら、インフラ不在?それっていいのか? と思ってしまうかもしれません。
ですが、考えてほしいのです。
「そもそも何のためにインフラがあるのか?」 ということを。。。
まずインフラを構築して「使わせてあげる」という関係は終わりました。
というのは揺るがない事実です。 ここは目をそらさないでください。
ポイントは 始まりのきっかけが変化 したということです。
これからは、App・サービスを使いたいという目的に合わせて、インフラ側が彼らに「寄り添う」姿勢が求められています。
◆インフラエンジニアの今後
もっといえば、インフラを作ってるだけの時代は終わり、プラットフォームエンジニアとしてもうちょっと領域を広げたり、SREといわれる領域へのステップアップが必要です。
つまり、自分の企業やサービス・事業にもっと関心を示していかないと、「インフラ部門スルー状態」がさらに大きくなり、置いてけぼりになってしまいます。
◆コンテナの世界は、誰のためにあるのか?
たとえばそう、k8s・コンテナの世界を見てください。
すでにコンテナサービスやサーバーレスもあるように、ソースコードを書けばすぐに使えるテクノロジーもあります。
そこを見越して、開発プロセスをよりよい物にしようと TAP(VMware Tanzu Application Platform)があります。
コンテナ実行環境はどこでもOKという、マルチクラウドそのものを体現しており、
とTanzuの世界で表されています。
◆自動化が進むと、無職になるのか?
クラウドファーストになり、従来の構築作業がなくなったら、仕事がなくなるのか?
ということはなくて、
ポリシをコントロールするのが仕事の中心になったり、ホスピタリティも大切な仕事になります。
◆改めて、マルチクラウドの時代とは?
ESXにすべてが集約するのではなく、分散のトレンドです。
PublicCloudファーストな動きも止められることはありません。むしろそのメリットも理解すべきです。
企業として求められるコントロールを手に入れる時代が訪れています。
昔はハイパーバイザーにAgent-lessで・・・ESX中心な世界が描かれていましたが、
これからはマルチクラウドな世界なので、
Agent-inになったり、それこそ末端のEdgeへの機能強化に注力されています。
だから、環境に合わせたAgentをインストールし、それらをクラウドで集中管理!これからの鍵です。
あぁ、vSphere8 / Workspace ONE / Carbon Black / SD-WAN がんばらないとね〜