2016年7月31日日曜日

VSANよくある勘違い集



12月〜3月にて、DELLさんの媒体(http://ja.community.dell.com/techcenter/b/weblog/archive/2016/03/28/dell-x-vmware-quot-vsan-quot-last)に寄稿をさせていただきましたが
ここではBlogに書ききれなかったこと、ここ半年で繰り返し頂く質問について、フォローアップしていきたいなと。

各項目の解説はちょっとずつやっていきます。

【1】RAID組まない?

 ・Raidを組む必要がありません!!
 ・仮想マシンの可用性に合わせて、必要なデータを他のESXサーバへ多重コピーします。
 ・ESXサーバ内のHDDどうしでミラーリングではない(Raidではない)のです。

【2】キャッシュのSSDが1本では不安なので、Raid1で構成できる?

 ・いえいえ、1本で大丈夫です。RAID不要!!
 ・キャッシュに書き込まれた内容は、他のESXサーバにもミラーリングしてくれます。

【3】VMFSとかストレージは共存できるの?

 ・はい、従来のストレージと共存できます。
 ・FC/iSCSI/NFS/DASなんでも大丈夫ですよ
 ・ただし、VSAN領域はvSphereクラスタに1つまでしか作れません。

【4】vMotionしたら内蔵ディスクのデータはどうなる?DRS対応してる?

 ・vMotionもDRSも大丈夫です!
 ・データの移動はありません。
 ・VSAN Network越しにデータアクセスされます。
 ・VMが実行するESXと、データが格納されるESXに依存関係はありません。
 ・だから、じゃんじゃん「RunDRS」してください。

【5】管理サーバ要らないの?

 ・はい、VSANのために管理サーバは不要です。
 ・基本的な動作はカーネルにBuilt-inされていますが、設定変更にはvCenterが必要です。
 ・vCenterのようなデータベースも、いわゆるネームノードも必要なく、メタ情報は各々のESXサーバに分散して保持されます。(分散メタ方式に近いです)

【6】vCenterとまったら?

 ・HAと同じように、設定変更ができないだけです。
 ・読み書きや可用性には影響ありません。

【7】どうしてvCenter仮想マシンをVSAN上に動作させられるの?

 ・最終的に動作できますが、構築時にちょっとしたテクニックが必要です。
 ・VSAN初期構築にはvCenterが必要なので、最初だけVSANではない領域にてvCenterを動作させる必要があります
  (1)Capacityディスク一部残してLocalDataStoreとしてフォーマット
  (2)LocalDataStoreにてvCenterセットアップ
  (3)vCenterでvSphereクラスタを構築
  (4)VSAN環境の設定
  (5)Storage vMotion でVSANデータストアに引っ越し
  (6)空になったDataStoreはフォーマットして、VSANのDiskGroupに参加させればOK。(作業用領域として残す人もいますが。。。)

【8】ESXiをインストールする領域は、どう作ればいいの?

 ・VSAN領域と、ESXブート領域は分ける必要があります。
 ・最近のトレンドはSD/USBといったFlashメディアからの起動が多いですね。
 ・ディスク起動で構成する場合は、VSAN用のアレイコントローラとは別に、ESXを起動用のアレイコントローラ(こっちはRaid-1等)を用意してください。



今日はここまで。。。

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