待望のVSAN認定なNVMeなSSDです。
3月登場のvSphere6にてNVMeはすでに対応していましたが、
VSAN対応については、9月のVSAN6.1で発表まででした。
1年前にIntelがNVMeドライブを発表してからを思えば
ようやくVSANとして認定された、待望のSSDということなのです。
VSANに相性の良い最高のテクノロジー、それは・・・
NVM Expessです。
不揮発性メモリのための規格です。
SSDデバイスがPCIeに直結なので、
従来のRaidコントローラを介するよりもレイテンシーが低く、広帯域で
NANDフラッシュのI/O性能をフルに発揮できます。
昔からPCIカード型のデバイスは有りましたが、NVMeで規格が統一され
2.5インチHotSwapができるようなデバイスが出たのも、特徴です。
保守性が一気に高まり、爆発的に普及するのではないかと私は思っています。
また、Raidコントローラを介さないので
Softwareでデバイスの可用性を高める必要があります。
ということで、VSAN6.1発表から一ヶ月ちょっとで
ようやくHCLに追加されました!!
今のところ、Intel P3700だけなので
性能的にはCacheのSSDとして使うのがセオリーです。
VSANでCacheとして使う時の耐久性の目安は DWPD=10以上
というのを聞いたことがあるかもしれませんが、
HCLにはDWPDの数値が見当たりません。 あれれ?
TBWとDWPDは相互に変換ができます。
すごく簡単に計算すると
保守期間(5年)x365日xDWPD値(10)xSSD容量(TB)=TBWです。
次回は、QueueDepthなど、もうちょとVSANのDeepな事を書こうと思います。